【シーエコム】G7で「CO2排出実質ゼロ」目標に

政府は6月11日、国連に提出する、パリ協定に基づく日本の温暖化対策の長期戦略を、地球温暖化対策推進本部で了承、閣議決定した。

最終到達点として、温室効果ガスの排出量を実質ゼロとする「脱炭素社会」を掲げ、今世紀後半のできるだけ早期に実現することを目指す。まず、それに向けて、2050年までに80%の温室効果ガスの削減に大胆に取り組む。

なお「脱炭素社会」とは、温室効果ガスの排出量を、排出削減対策と、農林水産業を通じた吸収源対策により実質ゼロ(カーボンニュートラル)を達成することをいう。温室効果ガス排出量実質ゼロを掲げるのはG7で初めて。このビジョンの達成に向けて、ビジネス主導の非連続なイノベーションを通じた「環境と成長の好循環」の実現をめざす。

再エネや省エネなどのビジョン、対策の方向性

同戦略では、「エネルギー」、「産業」、「運輸」、「地域・くらし」などの各分野のビジョンとそれに向けた対策・施策の方向性を示している。

「エネルギー」では、再エネや水素、省エネなど、あらゆる選択肢を追求し、エネルギー転換・脱炭素化の取り組みを推進していく。

「地域・くらし」では、可能な地域・企業等から2050年を待たずにカーボンニュートラルの実現を目指す。さらに、ZEBZEHを推進するため技術開発や普及促進や、分散型エネルギーシステムの構築を推進していく。

そして、ビジョン実現のためのイノベーションの推進、グリーンファイナンスの推進、ビジネス主導の国際展開、国際協力といった横断的施策等も進めていく。

環境ビジネスオンラインより引用

2019年6月14日