■『After コロナへ』➑住民に寄り添う新業態開発~fileまち研&C-ECOM vol47~
■『After コロナへ』➑住民に寄り添う新業態開発~fileまち研&C-ECOM vol47~
- それぞれの地域に応じたタウンセンター開発
市町村合併によって地方小都市はさまざまな課題を抱えている。こうした中で旧町村の中心部での新業態はSTCタイプ(小規模タウンセンター)の想定で、食品スーパーや交流空間、少子化・高齢化対策等の機能集積。
NTCタイプ(近隣タウンセンター)では、市町村合併による中心都市を想定し、STCタイプに加え教養・文化や観光機能、一部買回性商業機能の集積。
CTCタイプ(地域タウンセンター)は、衣食住に関する商業機能と住民にとって必要な福祉、教養文化、交通等地域交流機能、更に地域資源と連携し観光や宿泊機能を持ち、広域客の需要創出の受皿となる集積。
SPTCタイプ(特別タウンセンター)は、観光商業に特化し、地元と観光客等との地域資源を通じた交流を促進し、産直市場や特産品販売、製造・加工販売、農村レストラン・高校生レストランなど地域の独自性を発揮する集積。
地方小都市における課題を住民目線で分析し、商業機能とともにそれぞれの地域社会環境に応じた住民に寄り添うまち拠点づくり(タウンセンター)が求められている。
2020年10月1日