新型コロナ対応の緊急融資制度「無利子・無担保融資」の融資制度

セーフティネット保証4号が47都道府県を対象に発動され、セーフティネット保証5号の対象となる業種の追加指定されました。

セーフティネット保証4号とは、突発的災害(今回は新型コロナウイルス感染症)の発生に起因して経営の安定に支障が生じている中小企業者を支援するため、信用保証協会が通常の保証限度額とは別枠で借入債務の100%を保証するという制度です。
セーフティネット保証4号は通常「特定の地域」で事業に支障をきたしている中小企業を支援するものですが、今回の新型コロナウイルスは全国に影響をおよぼしているため、対象となる地域が47都道府県になっています。

セーフティネット保証5号とは、業況の悪化している業種に属することで経営の安定に支障を生じている中小企業を支援するため、信用保証協会が通常の保証限度額とは別枠で借入債務の80%を保証するという制度です。

新型コロナウイルス感染症による影響が広がる前から、すでに152業種がセーフティネット保証5号の指定業種になっていましたが、3月6日になって、新型コロナウイルスにより特に重大な影響が生じている旅館・ホテル、食堂、レストラン、フィットネスクラブなど40業種が緊急的に追加指定されました。その後、3月13日にも特に重大な影響が生じている乳製品製造業や理容・美容業など316業種が追加指定され、これにより現在508の業種がセーフティネット保証5号の対象となっています。

【対象中小企業者の認定基準】
・指定地域において1年間以上継続して事業を行っていること
・最近1か月間の売上高が前年同月に比して20%以上減少しており、かつ、その後2か月間を含む3か月間の売上高等が前年同期に比して20%以上減少することが見込まれること。

詳しくは下記HPをご参照ください

https://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/sefu_net_4gou.htm

https://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/sefu_net_5gou.htm

2020年3月19日