【FILEまち研】商業施設リニューアル事業効果の検証①-1
~リニューアル事業効果とは、施設の魅力と経営強化~
1.SC価値の最大化を図るため、事業前後の客観的な評価が重要
地元主導型ショッピングセンターでは、少子高齢化・人口減少社会にあって、大企業である大型ショッピングセンターや大型専門店等との厳しい競合環境、変化が著しい社会生活環境の中で、地域コミュニティの担い手として、デベロッパーと出店者が商業機能を強化し、持続可能な経営強化が必要である。そのため、老朽化に伴う建物・施設・内外装等の改修、テナントミックス等の改善、従業員等の意識改革、顧客特典等の改善、省エネ設備等の改修などの リニューアル事業を実施し、ショッピングセンターとしての価値の最大化を図るものである。
リニューアル事業は計画から実施まで小規模なものでの1~2年、大規模なものでは3~4年位を要し、多くの時間と労力・費用が掛かるため、リニューアル開業時には事業を完了してしまうというケースも多い。しかし、リ ニューアル事業を調査・計画を立案し事業を実施し、その事業効果が目的・目標に対してどうであったか確認してはじめてリニューアル事業を終了することができる。
したがって、リニューアル事業が目標通り順調に推移しているのか否か、その原因は何か、今後の課題は何かなど、リニューアル開業後の客観的な評価を行い、リニューアル事業効果の検証が不可欠である。リニューアル事業の前後を客観的な指標で比較分析し、活性化等の効果を検証し、リニューアル事業の成否を明確にして今後に活かす必要がある。具体的には、顧客満足度や売上高、客数、経費などの数値による効果検証である。
2018年5月28日






